2016年10月11日火曜日

フィリピンのビリヤニ

ビリヤニは元々イスラム教徒の料理であったこともあり、スペインとアメリカ統治が長く
ビリヤニとは全く無縁そうな国、フィリピンですがビリヤニが存在するとの情報があったので、実際に行って確かめてきました。(Wikiにも載っています)
よくよく調べてみると実はスペイン統治の前、14世紀ぐらいにイスラム教が広まったことでフィリピンには一定数のイスラム教徒が存在しています。特にミンダナオ島はフィリピンでもイスラム教徒が多い島のようです。

フィリピンビリヤニは存在するのか?
時間の都合で今回はマニラとセブにしか行くことが出来ませんでしたが、結論から言うとこの2都市にはビリヤニは存在しませんでした。

フィリピンで食べたカブサ

フィリピンの首都マニラには、ゴールデンモスクという大きなモスクがあり、その周辺は
イスラム教徒が集まる地区なのでビリヤニがあることを期待していましたが、残念ながら
カブサ(ビリヤニの親戚、中東でよく食べられている)しかありませんでした。

ゴールデンモスク

ここではビリヤニという名前さえ知らない人がほとんどで、ゴールデンモスクの長老にお話を聞くことが出来たのですが、フィリピンビリヤニは本当にお祝い事でしか食べることが出来ない貴重な食べ物で、マニラでは作っているところはないとのことでした。
ちなみにこの周辺でビリヤニのオススメのお店を聞くと、フィリピンビリヤニではないアラブ系レストランのビリヤニを紹介されます笑

今回マニラでミンダナオ島出身の方からビリヤニの話を聞いたところ、名前はビリヤニではないようですが、似たような食べ物は存在するとのことでしたので、次回確認しに行きたいと思います!

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日本ビリヤニ協会公式通販サイト
 

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